先月のSMTSに引き続き幕張メッセで開催の大イベント、4日間に渡るFOODEX JAPAN 2021 国際食品・飲料展が終了しました。スペインパビリオン内ブースにて弊社の取引先ワイナリー ”BODEGAS GONZÁLEZ PALACIOS” の代理人を務めました。例年と比べるとやはり圧倒的に少ない来場者数。そのような状況でも多くの方とそれぞれに貴重なお話が出来ました。お越し頂きました皆様並びに関係者の皆様ありがとうございます。
ブースでは弊社取扱い2種類と日本へはまだ未入荷の4種類の合わせて6種類をご紹介するはずでしたが輸送トラブルでイベント初日になってもサンプルは未着。一日でも早く届くように出来る限り手は尽くしたのですが、最終日にもなっても思いは届かず。申し訳ない気持ちとやるせない気持ちではありましたが ”Al mal tiempo, buena cara” 辛い時こそ笑顔で!そのような中でブースへ訪ねてくださったオリーブジャパン協会の理事長、多田先生の言葉には励まされました。『先ずは質の良い製品であること。そこへ造り手の気持ちが込められてこそ商品が市場で評価される』本当にその通りだと思います。せめてもと私たちのワインへの熱い思いをお立ち寄り頂いた方々へお伝えしました。訪ねてくださった皆様もそれぞれに魅力ある企画をご提案くださり、そのようなご縁は今後も大切にしていきたいと思います。ブース内へ展示予定をしておりました酒精強化ワイン(シェリーと同じ種類)にご興味ある方がいらっしゃいましたら是非ご連絡下さい。改めてお伺いすることも可能です。
また、ワインセミナーでは2種類のスティルワインについてソムリエの櫻井一都氏に解説していただき『これからの南スペインは十分注目される面白いワイン産地である』とコメントをいただきました。
良い製品を造ることに長けている生産者、ビジネス面では日本企業との温度差が多少なりともあります。そこには大変苦労がありますがたとえ時間が掛かったとしてもワインがまろやかに熟して味わい深い風味を持つように、双方の絆も深めていくことができましたら生産者から消費者への橋渡し役としての私たちの役割も大きな成長を遂げると思っております。トラブルを決して悪い面だけに終わらせることなく良い面を運んでくるよう最善を尽くす。そのことをシンプルに実感した大変貴重なイベントとなりました。
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